多機能型事業所はっぴーはうす　開所式
2023年6月6日

令和5年6月3日（土）多機能型事業所はっぴーはうすの開所式を開催いたしました。

開会の挨拶　理事長　渡邊泰學

昭和29年に、川西保育園を開所いたしました。平成22年から社会福祉法人となり、未満児専門のリボン保育園を開所いたしました。わたくしが理事長へ就任し、平成30年度より川西保育園が幼保連携型認定こども園へ移行。自主事業学童教室を長期休みに開所し、岩国市からの委託事業学童教室を岩国小学校でスタートしました。その自主事業学童教室も通年利用となり、今年度から当法人自主学童保育へ一本化となりました。
そして昨年度より訪問支援事業を開設し、この6月より発達障害児への本格的なサポート事業として「多機能型事業所はっぴーはうす」を開所する運びとなりました。これまで、地区の皆さまのご厚意により駐車場の確保や西本組ビルの購入など、子育て支援の拠点としてさらに発展することができています。「子育て支援センターぽけっと」をスタートしたこの場所が、20年の時を経て様々な職員の手により工夫され生まれ変わっています。《人財を大切に、つながりを更に大切に》開所にあたり、パンフレットなどの印刷物、子ども達が手に取る玩具もすべてが職員による手作業で作られています。インスタグラムからも派生しています。縁やつながりによる《人財》に恵まれているこの法人をさらに発展させていくためにも、この職員の力は重要不可欠なものであります。

ご来賓の皆様にはお忙しい中、ご出席を賜りまして誠にありがとうございました。

岩国市健康福祉部部長　中本様

山口県議会議員　橋本様

岩国市議会議員　中村様

川西地区連合自治会長　村上様

あさひ保育園　清水園長様

ご来賓の方々を代表いたしまして、3名の方々よりご挨拶を賜りましたので、ご紹介いたします。

・福祉部長　中本様　

(岩国市長からの祝辞を代読)

全ての子どもの居場所作りを立正たちばな会は目指されている。インクルーシブ社会を目指し、岩国市と共に誰でも豊かに過ごすことができる社会を目指してまいりましょう。

・県議会議員　橋本様

障害のあるお子さまも公園で思いきり遊ぼうと、インクルーシブディを開催しています。当法人からもボランティアで参加をして頂きありがとうございます。見た目ではわからない障害へ、手を差し伸べることがまだまだの社会。目に見えてわかりやすい障害だけではなく、目で見てわかりにくい障害も当たり前に一緒に過ごすことができるように。インクルーシブディの次回の開催は10月です。この回からは、障害のない子どもと保護者も一緒に参加でき、幅広いインクルーシブ活動の促進を一緒に進めてまいりましょう。

・市議会議員　細見様

先ほどの人財、人が宝であることのお話に共感いたしました。人財と共に、様々なニーズに応えようとされている事を卒園児として嬉しく思います。川西保育園を卒園したこと、はっぴーはうすへ通ったことを誇りにできるように、これからも益々の発展を願います。

これまでご支援・ご協力いただいた関係各所の皆さま、そして工事に携わっていただいた皆さまのご尽力の賜物と深く感謝申し上げます。

職員挨拶　所長　月森茂視

40年間、岩国市職員として保育の現場で働き、最後の2年間を太陽の家にて勤務いたしました。「子育てするなら岩国市」の思いをもって仕事をし、ご縁があって立正たちばな会へまいりました。母親としてはお子さまに困り感があるが、父親は子どもはこんなもの、活発なくらいとしか思っていないご夫婦や、ご両親が共に特性を認められない方など様々いらっしゃいます。そんな中で、一歩を踏み出され相談してくださったお母さまがいます。そんな保護者をサポートしていきたいと、訪問支援事業からスタートし現在６つの幼稚園・総合支援学校へも展開しています。そしてこの度、多機能型事業所を開所する運びとなりました。法人の理念「心の居場所」をテーマに職員で「はっぴーはうす」と名付けました。また、保育園などの子ども達にもわかりやすいように平仮名で「はっぴーはうす」としています。「はっぴーはうす」は4つの支援事業部門「相談支援部門　しあわせ」「児童発達支援事業部門・放課後デイサービス事業部門　すまいる」「保育所等訪問支援事業　えがお」を展開しています。それぞれをみんなで支えていきます。法人内だけでなく、岩国市全体や地域全体や地域の子育てを皆さまとともに支えていきます。

職員一同、笑顔を絶やさず子ども達や保護者の方と共にはっぴー（しあわせ）な日々を過ごせるよう努めて参ります。よろしくお願いいたします。